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軸をもつということ

2019年2月17日 (日)


こんにちは!スタッフの菊地です(*^-^*)

 

最近は毎日の天気予報を見て「明日-10℃かよ!(;’∀’)」「明日は4℃もある!暖かい!(←かなり麻痺している)」と一喜一憂する毎日です。もうすぐ3月になるので、春の訪れを楽しみに待ちたいと思います。風邪やインフルエンザがまだまだ流行っているようですので、皆さんも体調管理にはお気をつけください(*´Д`)

 

今回は「軸をもつこと」について書こうと思います。

「軸」という言葉を辞書で調べると、「回転するものの中心となる棒」「活動・運動の中心となるもの」などの意味が出てきます。

自分も野球をやっていた頃なんかは、「右脚を軸に」「身体の軸をぶらさずにバットを振ること」などをよく指導されました。

バットを振るときに身体の軸が曲がっていると、それによって肩や手、バットの位置が変わり、思ったように球に当たらなくなったり、力が伝わりにくかったりします。

当時から「軸」(特に身体において)というのは大切なんだなぁと思っていましたが、最近はこの「軸」というものはあらゆることで大切になってくるのではないかと感じています。

 

現在、長信田の森デイケアでは、3月の講演に向けて毎日稽古を重ねています。

この場面でも何を軸にして練習することが大切かということを考えさせられます。

演劇では各個人に台詞が割り当てられており、その役の感情も場面によってある程度決まっているものがあります。

役者の皆は台本を一生懸命読み、どう演技するかを真剣に考えます。

演じるときには、「自分が演じるキャラクターがどのような人物で、自分の感情をどれだけ台詞にのせられるか」ということを「軸」として、表現の仕方を模索していきます。

しかし表現の仕方を考えているうちに、知らず知らずの間に「軸」を忘れてしまうことがあります。

自分が描いたキャラクターや感情を抜きにして「ここは強く言った方が…」「ここは立ち上がった方が見栄えが…」と考えてしまうことがあります。

 

先日、近藤真行さんが稽古にいらした際に話していました。

 

「自分の感情がしっかり乗っていれば、表現の仕方は問題ではない。」

このことを聞いて、やはり「軸」となる「自分の感情」を大切にしなければならないんだなぁと大変勉強になりました(*^-^*)

「軸」を持ち続けるということは簡単にできることではないかもしれませんが、自分の行動の中心になるものは何なのかを改めて見直さなければと感じました!

 

 

「軸」がぶれていくと目標がぶれ、それに対するアプローチもぶれていってしまいます。それは日々の自分自身の仕事からも痛感しいるところです(;・∀・)

「軸」がないと周りの影響に流されやすく、主体的な行動が難しくなってしまいます((+_+))

1つ自分の中で「軸」もてることによって、物事を一つの基準で見ることができるようになったり、「これがあるから頑張れる、踏ん張れる」というものが生まれてくるのではないかと思います( *´艸`)

 

ただ、「自分には軸がないなぁ!よし軸をもとう!」と思ってもそれは今すぐ作れるものではないのかもしれません。

色々な人と出会い、色々な経験をしていく中で自分の「軸」が少しずつ確かなものになっていくのではないかと思います。

 

「軸」を考える時には「自分が何に一番感動したか」を考えるといいそうです。

今日太鼓の卒業ライブがありました。

卒業するメンバーも送り出すメンバーも皆の気持ちが伝わってくるライブでした。

 

きっと彼ら彼女らは太鼓を通して様々な軸を手に入れたのではないかと思います。

「仲間の大切さ」「壁を乗り越えられた喜び」…

きっとそれぞれの中で色んな軸が生まれ、育ち、これからその「軸」をもって社会で頑張っていくことでしょう。

 

自分自身もこれから色んな経験をして、色んなアンテナを張り巡らせ、色んな軸を作っていければと思います!!

 

P.S

「軸」を意識してバットを振ると、すぐに筋肉痛になります。(その前に手の皮がむけて戦意喪失します。)

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